3つの守る

#01

​災害から守る

減災防災を目的とした森林整備

近年の温暖化の影響により、この上伊那地域も局地的な降雨等による災害のリスクが高まっています。森林には水を一時的に貯留することや土砂の流出を防ぐことで直接的・間接的に災害を減らす力が備わっています。私たちは、「長野県信州の森林づくり事業」や「伊那市５０年の森ビジョン」など地方自治体の施策と連携を図りながら、減災防災に繋がる里山整備を計画し、補助金を活用することで所有者さまのご負担がない森林整備をご提案し進めております。

#02

産業を守る

主伐再造林事業

私たちの先祖の皆さんが植えて一生懸命に育ててきたカラマツ林がいま一斉に伐採時期を迎えています。上伊那森林組合はこの大切な森林を未来に引き継ぐために、成長したカラマツを少しずつ皆伐し、植林を行う再造林事業を積極的に行っています。

また、年々被害が拡大している松くい虫対策として、枯れる前のマツを皆伐し、別の樹種に植え替える樹種転換事業も地方自治体と協力しながら行っています。

#03

環境を守る

森林による温暖化ガス吸収事業

Ｊクレジットを活用したカーボンオフセット事業へ参入いたしました。企業の皆様の事業活動で発生する温暖化ガスを上伊那森林組合が整備した森林で吸収することでカーボンニュートラル社会の達成に貢献したいと思います。併せて、Ｊクレジットの売却益を森林所有者の皆様に還元することで、これまで考えていなかった森林のもつ新しい価値を認識して頂き、地域の森林を守っていく意識を高めていくきっかけにしたいと考えています。